教育現場の矛盾と苦悩 [世の中の疑問]
ある小学生の子どもを持つ知り合いの話です。
最近良く聞くようになった「学級崩壊」が小学校であるそうです。
しかし、その内容を聞くと全員が学級崩壊を演出しているわけではないようです。
クラスのほんの数人の児童がその学級崩壊を引き起こしているそうです。
他の子供達はじっとこらえているとのことでした。
授業中に抜け出すのはもちろんのこと、教室内でハサミを振り回したりとその行動は除々にエスカレートしていきました。
当然、保護者からも学校に対する苦情や改善を求める声があがりました。
そこで、学校はその問題の児童の親を呼び出し、事情をよく説明したそうです。
すると、それに納得しなかった「問題の児童の親」は学校にひどいことを言われたと教育委員会に訴えたそうです。
教育委員会は「そんな指導をしているのか!」と学校に注意。学校はその保護者に対して謝罪を迫られたとのことでした。
・・・なにか間違ってませんか?
まあ、確かに何か強いことを言ってしまったのかもしれません。
しかし、この一連の出来事の本質ってナンですか?
あるドラマで「事件は会議室でおきているんじゃない!現場で起きているんだ!」といった決め文句がありました。
親の教育と中央や現場を離れた上の部署の対応が間違っているのはあきらかです。
これでは現場の学校の苦労が手に取るようにわかります。
子は親の鑑。親の顔が見てみたい。といったよく使われる言葉があります。人間の本質をよく表した言葉かもしれません。
以前、聞いた話で、子どもが人生で選べないものは「親」と「環境」だと聞いたことがあります。
子供は子供でなんだかんだと自分の人生をしっかりと生きていくものだと思います。
教育問題の原因は大人が作り出す環境にあるのではないでしょうか。大人が子供について安心できる環境を大人が作っていけるようになれれば良いですね。
同感ですね。
嫁さんの友達は、それがイヤでせっかく採用された公立の小学校辞めちゃったんですよ。
かと言っても、その人の子供は凄いですけどね・・・・。
大人の我慢が足らなくなったのが原因かなぁ。子供は、それを真似してるんでしょうね。
by 川向うのもご (2006-02-20 22:22)
> きっちゃんさん
やっぱり大人の作る世界に原因があるのは明らかですね。
また、その世界を見た子供は同様に育ってしまいます。
我慢・・・大切なことですね。
by けい (2006-02-22 09:11)