レアルＶＳアーセナル

レアルＶＳアーセナルを自分なりに解説・・・

１トップのアンリがポストプレイ、自らのドリブルなど、引き出しを多く備えていたと思います。
中盤、底にはジウベルトを配し、実質4人をハーフウェイライン付近に並べ、レアルがハーフウェイラインを超えてパス交換をしようとすると、その4人がボールに集中して奪取していました。
そこから、一旦アンリに預け、2列目の4人が随時飛び出すといった効率的なカウンターを仕掛けていたと思います。

開始早々のレジェスのチャンスは決めてもらいたいですね～。
レジェスは最近、類まれなパスセンスを見せているように思います。
アンリへのヘディングシュートのセンタリングも見事でした。シュート力も本来持ち合わせているので、あとはその精度を高めてもらいたいですね。移籍当初に比べるとかなりチームにフィットし、頼りになる選手になってきたと思います。
本来、ドリブルも得意ですし、アーセナル特有のサイドハーフに適した人材に成長しているように感じます。

アンリは相変わらずヘディングシュートの精度がいまいちでしたが、得点シーンは圧巻でした。ロナウドのミスからセスク、アンリと渡った所で、アンリにすぐにディフェンスが寄せず、前を向かせたことがレアルの失敗でしたね。責任を感じたロナウドが詰めますが、吹き飛ばし、1人かわし、もう1人も吹っ飛ばして、ディフェンスとカシージャスを抜いたシュートは本当にすごいものでした。

右サイドのエブエはよく守っていました。
左サイドのフラミニはベッカムにかなり苦戦していましたが、慣れないポジションを考えれば及第点でしょうか。
センデロスの不用意なパスミスは少し心配です。元々足元はあまり上手くないとは思っていましたが・・・。
レーマンもよく守っていました。

サンチャゴベルナベウでプレミアクラブが勝利するのは史上初めてのことだそうです。
あえて苦言を呈すれば、もっと点を取れたと思いますが、危ないシーンもありましたので、結果には満足すべきだと思っています。

第2戦に向けて、懸念の左サイドバックにアシュリーコールの復活も噂されます。レアルの相当な反撃が予想されるので、集中してしっかり守って中盤のチェックから同様な展開を期待したいですね。

興奮冷めやらぬ管理人なりの解説でした。