ブラジルに挑む:前半 [サッカー]
日本最終戦のブラジル戦。
選手達の意気込みを感じました。
そして、思ったよりブラジルはメンバーを落としてこなかったと思います。
中盤、中田、稲本、小笠原がしっかりと守備に参加し、アレックスと加地がサイドを駆け上がって攻めの形を作る。アレックスは持ちすぎていた感がありましたが、積極的な勝負が得点に繋がりました。
どうしても中盤の選手が下がって守備するため、攻撃に転じる際に前線にうまくパスがつなげませんでしたが、効果的な守備でピンチは招くものの得点を許しませんでした。
そしてなにより効果的な動きをしていたのが玉田!!MVPものです。
前線に球が来ないと見るや中盤まで下がりパスを受け取り、サイドに流れたり、中盤の上がりを待ったりと積極的に球を触ります。
中盤で球が繋がれば、裏に鋭く飛び出し、結果、アレックスのドリブル突破から豪快なシュートを決めました!
日本にとってはこれ以上ない展開!
しかし!!
42分過ぎ、どう見ても日本に守りに入る姿勢が感じられるようになると、いつも下手くそな逃げ切りを狙う香りが・・・。
そして、危険と言われるこの時間帯。ショートコーナーに対応が遅れるなど、集中力の欠如を解説者にも指摘されると、左サイド、シシーニョをフリーにし、ロスタイムにロナウドにヘディングを許し失点!!
前半終了後、中田が叫んでいましたが、ほんとにあと少しのところで沸いてきた希望が0に戻ってしまいました。
稲本も効果的なサイドチェンジを何番か通してましたね。
巻は気持ちが出ているのは感じましたが、何度もオフサイドを取られていました。もう少し工夫しないと。
柳沢は玉田を見習わなければいけないですね。高原よりよっぽど効果的なポストプレイをしていました。
もう仕方がありません。後半、最後の45分。攻め続けるだけです!
燃え尽きたチェコ [サッカー]
チェコは勇敢に戦っていた!と思います。
お気に入りのチームだっただけにザンネンです。
イタリア戦では
前半は互角か、むしろ押し気味に展開。
しかし、セットプレーからの失点。
前半終了間際の不必要なファウルでのポラクの退場。
後半を10人で戦いながら攻めなければいけない状況はガーナ戦と同じ。
リスクを犯した攻めは結局、イタリアにコントロールされ、後半40分頃、インザギにダメ押し弾を食らい万事休す。
残念です。
チェコはよく健闘していたと思います。
アメリカ戦のロシツキの活躍が注目されますが、やはりチェコの心臓はネドベド。彼の運動量と精神力はチームを鼓舞し続けました。
バロシュも怪我明けながら、前線で一人必死にポストプレイを続けました。
ヤンクロスキも左サイドを上がり続けチャンスを演出していたと思います。
チェコにとって残念なのは、コラーの怪我。バロシュの怪我。シュミチェルの怪我。
ガーナ戦、イタリア戦の半分を10人で戦わなければいけなかったこと。とくに負けている状況での人数減は攻めを余儀なくされるため痛々しかった。
ユーロの時のようなコラーのポストプレイ⇒シャドーストライカーのバロシュのシュート
⇒中盤(ロシツキやネドベド、シュミチェル)の2列目からの飛び出し。
こういった攻めを見たかった・・・。
チェコはユーロ2004がチームの全盛だったと言われるように、世代交代がうまくいっていないように思います。とくにポボルスキとガラセクは衰えが目立ち、代わりに出場したポラクは若さを露呈し、大事な場面で退場となってしまいました。
ネドベドがいないために予選に苦戦したようにチームの中心となるような若手がロシツキとバロシュくらいしか出てきていません。
チェコは国内リーグの衰退が問題になっていると聞いたことがあります。
前途多難なことはどこの中堅国も抱える問題ですが、また強豪としてユーロ、ワールドカップに出場することを期待したいです!
クロアチアとは痛み分け [サッカー]
暑そうだった~。
クロアチアの方が先にへばりましたね。
危険なシーンも数多くありましたが、よく守りました。特に中澤。苦しい時間帯も必死にフォローしてましたね。ヘディングでも存在感を示していました。
体力の限界を感じた中、サントスは左サイドをよく駆け上がっていましたね。後半40分あたり、左サイドを突破して、グラウンダーのクロスにFWが飛び込まなかったことに怒りを表したのはよくわかります。途中交代で一番体力のある玉田と大黒はあのサントスの頑張りをフォローしなければ・・・。
中田も強烈なミドルシュートがあったものの、パスミスが目立ちました。
中村はいつもクラブチームで途中交代させられる理由を克服しないといけませんね。スタミナがなくて、ほとんど出番がありません。
柳沢、後半早々のチャンス。押し込むだけだったのに。
お互いのチームが交代選手を含めて、あの状況を打破できませんでした。
結果、川口のPK阻止は勝負を分けたビッグプレーになりましたね。
さあ、ブラジルには勝たなくてはいけなくなりました。
Wカップの唯一の得点が中村のセンタリングもどき(キーパーチャージ?)だけではさみしすぎます。
ぜひ得点してもらいたい!!
運命のクロアチア戦:前半 [サッカー]
これに勝たないと終わってしまう日本。本当の正念場です。
それにしても暑そうです。
クロアチアのフィジカルに日本は歯が立ちませんね。FWがなかなか機能せず、効果的な形を演出できないため、ミドルシュートを多用してますが、いいシュートもありましたね!
対するクロアチアは徹底して日本の左サイド狙いです。ベンゲルにも言われたように日本の弱点がもろにばれてますね。アレックスもさることながら、それをカバーした宮本もPK献上にあぶない最終ラインのパスミスなど、集中力の無さを感じました。
そして、川口。PKストップは本当に立派です。しかし、オーストラリア戦でもフリーキックを見事に止めた後、失点したように、その後、今回も集中力を欠きましたね。事なきを得てほっと胸をなでおろしました。レーマンがビジャレアル戦でリケルメのPKを止めた後、祝福にきた選手を追い返したように集中力をしっかりキープしてもらいたいものです。
柳沢。ファウルをもらうプレイは日本一です。しかし、前線にパスが繋がったとき、迷っていてはダメでしょう。もっと強引さを見せてくれてもいいと思います。Rコバチがイエローを一枚もらってますし、すぐ熱くなるタイプなので、どんどん勝負してもらいたい。
頑張れ!日本!
チェコが歯が立たない!? [サッカー]
チェコ 0 vs 2 ガーナ
あのチェコですら、圧倒的に中盤を支配され、自慢のパスワークを披露できず度重なるピンチを招いていました。ツェホの活躍でなんとか凌いでいたものの、退場者を出してからはさらに攻められ、結果2点目を奪われてしまいました。
アフリカ勢のあの圧倒的なスタミナとフィジカルの強さは脅威です!
決定機になかなか決められない弱さはありますが、小刻みなパスワークがヨーロッパのクラブなどで鍛えられたのか、華麗なパスワークと圧倒的な運動量で中盤を圧倒し、決定機を次々と演出していました。
もともとチェコは攻撃的なチームで、長らく採用している4-1-4-1のフォメは中盤の守備がガラセク一人に負担がかかる弱点があります。この試合でも見かねたロシツキーが中盤底に下がり、ゲームメイクをしようとがんばりますがなかなか打開できませんでした。
ただこの試合、チェコは、守備陣をはじめ、サイドの選手のパスミスも目立ちました。
1点目は油断していたのではないでしょうか。オフサイド取り損なうシーンも多かったように思います。
今大会の最初のダークホースはガーナに決定しそうです。
最後に、相変わらず審判はカード出しすぎですね。前回大会の教訓なのかもしれませんが、ちょっとした危険なファウルがみんなカードの対象になってしまいます。
また、レッドカードもすぐに出てしまいますね。正直、10人対11人の試合になるとその後の展開が萎えるので残念です。
アフリカ勢の未来は明るい [サッカー]
とりあえずアルゼンチンが大勝したことは置いておいて・・・・(セルビアモンテネグロがかろうじて保っていた集中力がケジュマンの退場で切れてしまいました。あとはやられ放題)
オランダ 2 vs 1 コートジボアール
コートジボアール強かったですね~!!惜しかったですね!!
インパクトならグループCで一番です。アルゼンチン戦もかなり押してました。
この試合の失点もセットプレイと一回のわずかなラインミス。
試合の大半は攻め込んでおり、惜しいチャンスも演出していました。
あとは試合慣れしチームの熟成度を上げ、単純なミスを減らして、ゴール前での冷静さを身につければ(ペナルティ内で持ちすぎ)、圧倒的なスタミナとフィジカル、そしてスピードでいつでも優勝を狙えますね。
オランダはコートジボアールの選手を止めるのにファウルを連発してました。とくにドログバに対しては執拗なほど密着してましたね。何回ファウルしてたんだか。
オランダでうまく対応できていたのはファンペルシくらいではなかったでしょうか。
ファンデルファールトが途中出場すると少しチャンスも増えましたね。
ザンネンなのは、今大会、審判カード出しすぎです。この試合でも前半、ロベンとドロクバのカード、後半のファンボメルのカードなどはいらないでしょう。今後のプレイが制約される(ドロクバは次戦出場停止)可能性も高く、残念です。
試合中もピーピーうるさいし。いちいちやり直しさせるし。
それにしてもロシツキ、ファンペルシをはじめアーセナルの未来も改めて明るいように感じます。
活躍する選手、注目の選手がほとんどチェルシーとアーセナルの選手のような気がするのですが、身びいきすぎかな?(もともとワールドカップに出場する選手の数と国がこの2チームには多いけどね)
イングランドはクラウチが全て [サッカー]
イングランド 2 vs 0 トリニダードトバコ
イングランド、守備は問題なさそうです。
問題は誰の目にも明らか。攻撃陣です。
結局期待のオーウェンは全く機能せず。
ルーニーも病み上がりでは心配。
残るはウォルコットですが、一番未知数。
つまり、クラウチが全てです。
試合にも顕著に現れています。攻撃は全てクラウチ経由&頼みです。
また、控え選手に状況を一変できるようなインパクトを残せる選手がいないですね。
エリクソンはダウニングがお気に入りのようですが、ほとんど役に立ってないですね・・・。
無事、グループリーグを突破できたものの、内容は誰が見ても厳しいです。
オーウェンが復調すれば問題ないのですが。
スウェーデン戦に今後のイングランドが見えるかな?
今大会こそ無敵艦隊!? [サッカー]
スペイン 4 vs 0 ウクライナ
結果だけ見ればスペインの圧勝でしたね。
3点はセットプレー。
唯一の流れからの4点目もウクライナの人数が減り、集中力が切れた後だったので、何とも言えません。
ウクライナには運も無かったように感じます。
2点目のフリーキックは壁に当たり、偶然ゴールへ。
3点目はちょっと不可解な厳しい判定でレッドカード&PKへ。
とはいえ、スペインの中盤、とくにシャビとシャビアロンソのパスワーク、そして中盤からの守備は秀逸ですね。すごいです。
これにラモスとペルニアがサイドを積極的に上がり、厚みのある攻撃を加えていました。
もっと点が入ってもおかしくなかった。
今更ながら、スペインはラウルがいない方が強いかも・・・。
ラモスはレアルでCBやっていますが、本来のSBの方が断然いい動きをしますね。
スペインのグループステージ突破はまず大丈夫でしょう。
今回は優勝争いにも加われるのではないでしょうか。
ここで、私見ですが、各国第1戦を見て、良かったチーム、悪かったチームを。
良かったチーム
1、チェコ・・・チームのまとまりが抜群で、結果にも出ましたね。唯一の心配はコラーの離脱でしょうか。
2、イタリア・・・国内騒動もなんのその。さすがです。ガーナ相手に気を緩めませんでしたね。
3、スペイン・・・スペイン特有のパスワークが冴え渡り、あの中盤は展開力、打開力、守備力において、世界一ではないでしょうか。
悪かったチーム
1、日本・・・あの内容にはみんな不満でしょう。今後も素人監督にはきついかも。
2、フランス・・・チーム、監督ともに全然ダメですね。連動性というか、チームとしてのまとまりが全くないような。交代、戦術も理解できず。
3、イングランド・・・毎回、大きな大会では慎重な試合運びをしてしまいます。実力はあるし、結果は出てるので、今後に期待かな。ウォルコットが怪我なら残念です。
フランスの初戦 [サッカー]
フランス 0 vs 0 スイス
フランスが優勝するなんて予想しましたが、昨日の試合を見た限り・・・ありえないですね。
今大会は暑さの影響か、イマイチな試合が多いように思います。
フランスはシセの離脱とリベリの起用を考えた影響か、アンリのワントップを採用し、リベリとビルトールを中盤サイドに配しました。
アーセナルの戦術の真似でしょうか。
これは中盤の早めのプレスと素早いアンリへのパスで、前線のスペースをアンリに使わせるものですが、フランスにそういった気配なく、ジダンが球を持つも攻め手なく、リべりが果敢にドリブル突破を試みようとするくらいでした。
気分屋のアンリは暑さの影響と足を痛めたせいか、全く動きが無く、ボールを触る回数も少なかったですね。
あの暑さで動きが鈍ることを考えるとやはりリベリは途中交代から流れを変える役目が合っているように思います。
ポストプレイもできるサハを前線に配置し、アンリをある程度自由に動ける形の方が良いような・・・。
この引き分けでドメネクがどう2戦目以降采配するか見物です。
フランスはワールドカップ4戦連続無失点になってしまいましたからね~。
そろそろ仕事をこなしながら、夜中までのサッカー観戦に体が限界に近づいてきた。みなさん大丈夫ですか?
ロシツキ大活躍! [サッカー]
チェコ 3 vs 0 アメリカ
イタリア 2 vs 0 ガーナ
グループCに次ぐ激戦グループかと思われましたが、チェコとイタリアが圧倒!
前評判通りのチームが順調に勝ち点を挙げていますね。
その中でも、来期からアーセナルでプレイするロシツキ!
ブンデスリーガではフレブと並んで、パッサー&ドリブラーの印象が強かったですが、シュート力も相当なものを持っていますね。見事なミドルシュートでした。
ミドルからの得点はアーセナルに欠けているものなので、来期から大きく期待できます!!
獲得がワールドカップ前で良かったです。さらに移籍金が吊り上がるところだった・・・。
ネドベドにも絶賛され、モーツァルトの異名を持つ天才肌がその才能を見せてくれました。顔に似合わず、守備も貢献し、調子の良さも伺えます。
チェコは優勝争いに絡むかも・・・。