SSブログ

負け犬の遠吠え [アーセナル]

いまだに悔しい気持ちが残るので負け犬の遠吠えを少し。
バルサファンの方は嫌な気持ちになるかも・・・あしからず。

立ち上がりのアーセナルは絶好調でした。度重なるエブエの突破、アンリの抜け目の無い鋭さ、試合を通してプジョルとマルケスは普通のDFに見えてしまうほどに圧倒してました。オレゲールは存在感すらなかった。ジオもほとんど目立たなかった。キャンベルが得点したセットプレーでもディフェンス陣はフリーにさせてましたしね。
エジミウソンはセスクに付いていたのかな?随所に顔出してましたね。準決勝ではカカを抑え、いい選手です。とはいえ、エジミウソンにはパス能力が低いこともあって、アーセナルがエジミウソンにはプレスをあまり詰めなかったというのもありますが。そこでイニエスタに交代したんだと思います。
中盤の激しいプレスにデコは中盤下がってゲームメイクせざるを得ず、ファンボメルも消えていました。
それほどバルサに強さを感じなかった。守備の必要をあまり感じなくなったライカールトが攻撃的なラーションとイニエスタを出すまでは。

しかし、レーマン退場後、エブエとコールは一度も攻撃に参加できませんでした。
適当な大衆紙にはアーセナルは堅守のチームなんて書かれてますが、たまたまCLで無失点記録を続けているだけで、本来超攻撃的なチームのはずです。
それが10人になったことで必死に守備を続け、正直、らしくなく見え、痛々しくも感じました。

レーマンの退場は仕方の無いことです。あれは確かにレッドでも文句が言えません。
純粋にこの大舞台での試合、例え、負けたとしても、エブエの突破やコールのオーバーラップ、ピレスとアンリのコンビ、セスクのスルーパスを見たかった。お互いの100%の持ち味を出した試合を見たかったです。
アーセナルはよくやったなんて言われますが、あれは本来のアーセナルの姿ではない。
その心残りが悔しくて仕方がありません。

アーセナルの選手について少し
コール・・・さすがと思わせるタックルをジュリに何度も決め、完全復活ですね。積極的なオーバーラップがよくクローズアップされますが、守備も一流です。先発できなかったフラミニには同情しますが、やはりコールがあのポジションでは世界一です。頼りになる男です。

リュングベリ・・・無尽蔵のスタミナで1人気を吐いて攻撃に参加していました。なくてはならない存在です。

キャンベル・・・得点シーンや空中戦は完全復活を予感させましたが、ラインコントロールは相変わらずいまいち!?センデロスがその辺はうまいから来年はいいバランスをとってもらいたいですね。

アルムニア・・・前半のエトーの決定機を防いだセーブは素晴らしかった!!
失点シーンでは問題ありかとも思いますが、仕方がないかな。
時間稼ぎか知らないが、キックは下手でしたね。

レーマン・・・試合後の表情が印象的です。悪くはなかった。仕方が無かった。レッドは厳しいかもしれないが、あのプレーではしょうがない。何より悔しいのはレーマン自身のはず。今期の安定感を来年もキープしてもらいたい。

ピレス・・・わずか19分で交代となってしまった本当の悲劇の主人公。あれほどの気合を入れていたのに・・・。ベンチでの表情が放心状態で可哀相すぎました。あと一年、控えになるだろうけど、アーセナルに残ってくれないかな。

アンリ・・・どうやら残留してくれそうです。当然でしょう!あの悔しい思いをさせたバルサに行きたいとは思えません。このチームなら次回勝てます!

ベルガンプ・・・パリまで来てくれたけど、出場させることができなかった。でも本当のアーセナルのレジェンドです。

バルサの選手も少し

ロナウジーニョ・・・最近、マークが厳しいせいか、以前の圧倒的な存在感、決定的なシーンの演出が少なくなったように感じます。もっと試合を楽しんでいる感じがあったのですが、あまり笑わなくなった。大丈夫かな。

イニエスタ・・・ライカールトが意地でも手放さなかった選手。いい選手に成長しました。セスクより3歳上、シャビの3歳下(確かそれくらいだったような)カンテラ代表の系譜を引き継ぐ偉大な選手になれると思います。でも今はセスクに追いついたくらいかな(笑)

ラーション・・・偉大な選手です。チームへの貢献度、決定力、チームへの姿勢、本当のプロですね。全てラーションにやられました。

審判・・・デルオルノに続いてレーマンまで。バルサが有利となる決定的な判定は全てこの審判でしたね。エトーの1点目はオフサイド、アンリのイエローは過剰・・・。まあ終わってしまったので仕方がないです。
ただ、こういった試合後に審判がクローズアップされるのは悲しいですね。審判は存在感がない方が良い試合だと言いますから。

バルセロナ・・・偉大なチームであることに疑いの余地はありません。
ここまでの戦い、チェルシー戦でのデルオルノの退場、ミラン戦でのシェフチェンコのゴールの取り消し、アーセナル戦でのレーマンの退場とオフサイド。優勝するためには運も必要なんだとつくづく感じました。でもバルサおめでとう!!

どうやらアンリが残留しそうなニュースが流れてきたので、気持ちも蘇ってきました。来年またがんばれ!アーセナル!
バルサのファンの方、ごめんね!


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 1

コメント 2

りさ

こんばんわ。
10人になった事で選択の余地なく守るしかなかったんですよね。
私はまだまだ勉強不足でアーセナルというチームの事
とても理解しているとは言えないのですが、
けいさんの言われるとおりだと思います。見ていて心苦しかったです。
両チームの持ち味を100%ぶつけあった上での試合内容、勝敗を
見たかったと思います。
by りさ (2006-05-20 02:16) 

けい

>りささん
正直、70分は押されっ放しだったので、いつかやられるだろうなって気はしていました。それでも残り15分まで耐え抜いたアーセナルの姿に以前にはない粘りと強さを感じ、バルサにはそれほど脅威を感じなかっただけに・・・。
と、いつまで語ってもつきません。
ベンゲルが戦力補強を明言しているだけにチームのさらなる戦力アップに期待します!
by けい (2006-05-24 08:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。