人事院勧告って?公務員てそんなに恵まれている? [世の中の疑問]
人事院勧告って国家公務員の給与を決めています。
人事院勧告が方針を決定すると、地方公務員やそれに準じている企業は
「右ならえ」とばかりにそれにならいます。
人事院勧告により5%の給与削減が決定しました。
最近、世の中では公務員がよく叩かれます。
そこで個人的に思うことです。
公務員は基本的に楽ではありません。
仕事の量は多いです。
よく手当で恵まれていると言われます。確かに見直すべき手当はたくさんあるように思います。しかし、民間では単身赴任等で多額の住宅手当や帰省手当が出ても公務員では小額であったりします。
つまり、一長一短です。
では公務員の何が問題かって?私個人の見解ですが・・・
働かない人が多いのです。
仕事をしても、しなくとも給与が変わりません。
隣りの人と、仕事の量が倍以上違うことが当たり前です。
働かなくとも居づらくなるような雰囲気はありません。
ですから、仕事を一生懸命やっている人にとってはこの人事院勧告は酷です。
これからはどこの会社も退職金が減少し、当然、将来の年金の受給額も減少していきます。
今の若い人たちにはこれまでの人生の既得権がどんどん少なくなっていきます。
その中で、よく話題になっている人事考課が今後の給与の鍵となっていくでしょう。
富士通をはじめとした民間企業では、この人事考課が社員モチベーションの向上につながらないと叩かれているところもあります。
仕事や年齢、経験、環境が違う中で、100人いたら全員が納得する人事考課をすることは不可能です。
しかし、本来の「仕事をしている人には給料を多く与える」という理想は間違っていないと思います。
ドロドロした人間関係になってしまうのか、組織が前向きに進んでいけるのか・・・。
はじめまして。
私は、地方自治体の職員です。
けいさんの様に見ていてくれる方がいるんだなぁ、と思うとほっとします。
TBさせていただきますので宜しくお願いいたします。
by 川向うのもご (2006-01-26 21:53)
>きっちゃんさん
はじめまして コメント&TBありがとう!
公務員てよく恵まれているといった話を聞きますが、正直風当たりがかなり強いですよね。
なんでもお役所のせいになる・・・といった風潮がなきにしもあらずのような。
なんかまじめにやるだけ損な職業かもしれません。
でも一生懸命やってる人って、端から見てもわかるので、きっと住民の人も感じてくれるはずです。がんばってくださいね!!
by けい (2006-01-27 08:58)