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ペンは剣より強い? [世の中の疑問]

マスコミの最大の武器は「世論操作」です。
あくまで私見ですが、マスコミの報道の仕方によって、まるで世間の人々がみんなそう思ってしまうような錯覚は本当に恐ろしいです。

ある記者からの取材の申込。
丁重にお断りしたところ
「表現の自由(だったかな?)があるので、そのまま書かせてもらいます」と、まるで一種の脅迫のよう。
掲載されたわけではありませんが、その表現が「丁重にお断りさせてもらった」と「一方的に断った」では、受け取る側のニュアンスが大きく違います。

先日のあるニュースです。

「女に嫌われる女」裕木奈江、国費でギリシャへ

この書き方はまるで、税金を無駄遣いして好き放題やっているような感覚さえおぼえます。
別に裕木奈江さんのファンでも何でもありませんが、裕木奈江さんてそんなに悪い人なんでしょうか?
内容は詳しくわかりませんが、経緯はどうあれ、文化庁の新進芸術家海外留学制度という制度を使っているようです。仮に性格の悪い人だったとしても、税金を無駄に使っているわけではないように思います。自分だって、専門学校や留学を利用したいと思ったときに、国などの援助制度があれば、それを利用します。

ホリエモンは散々にマスコミで持ち上げられた挙句(まあお互いに利用しあっていましたが)叩かれる時も異常なほどです。
ライブドアの株価下落はやむを得ないとしても、その加熱した報道が、株式市場全体に及ぼす影響は相当なものでしょう。
姉歯さんのニュースはすっかり鳴りを潜めてしまいました。

中田や中村は海外リーグで本当にがんばっています。
いつも、記事で、「チャンスを演出」とか「及第点」といった話を聞いていたのに、ある日、レギュラーから外れているではありませんか!話題性を重視しすぎて、本質が全く報道されていなかったように感じます。

その上、都合が悪くなると、「公共性」なる言い訳がはじまります。
今時、上場企業とはいえ、年収の平均が1500万円なんて会社ありますか?
公共性を言い訳にした完全に隔離され守られた業界で、相当にもうけているんですね。

しかし、考え方によっては、マスコミが、世に言うくだらないことを特集しているうちは世の中が追い込まれた状況にないわけで、平和である証拠かもしれません。

ライブドアや楽天が放送局の乗っ取りともとれる株式取得をしたときに、はじめて危機感を覚えた放送局が、自分たちがいつまでも領域を侵されない存在ではないことにようやく気づいたのかもしれません。
銀行はバブル期のツケを払わされ続けています。
公務員はその優遇されていると言われる既得権を徐々に改善しています。
今後、普通の民間企業と同様な企業努力に期待したいですね。


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川向うのもご

どうも、こんばんわ。
早速、コメントしていただいて、尚かつnice!まで頂いちゃって、ありがとうございます。
私も、身近な公務員になろうと日々努力していこうと思います。

さて、ご質問の消防団=公務員の訳は、総務省消防庁通達で地方公共団体の職員は、消防団に協力しないさいとお達しがあたんですね。それを真に受けちゃった人たちが真面目に消防団に入ったようです。詳しくはこちらを、
http://www.fdma.go.jp/syobodan/policy/s_006.html
by 川向うのもご (2006-01-27 23:08) 

じゃがー

こんにちは、そうですね、僕も同じようなこと考えてました。今のマスコミって、大日本帝国時代の機関紙となんら変わらないです。「本日も米軍の戦闘機を木っ端微塵、日本兵天皇陛下のために善戦」なんて文字泳がせておいて、突然終戦ですからね。また、何か不祥事など起こした際の新聞社やテレビ局のアナウンサーが、まるで法律家や裁判官にでもなったかのような口の利き方はやはり気になります。それでいて、自局が不祥事起こすとあまり咎めないし取り上げない。人のことばっかり悪くいっておいて自分のことは許すっていう態度が僕は本当に気に食わないのです。たとえば人を殺してもマスコミが取り上げなければ誰も知ることはありません。しかしどんなに小さなことでもマスコミが取り上げれば世界中の人がそれを見て喜怒哀楽混乱です。こんなに力のあるマスコミですから、出来る限り多面的真実を伝えるよう努めて欲しいです。
by じゃがー (2006-01-28 00:01) 

けい

>きっちゃんさん
やっぱり公務員て消防団に入っているんですね・・・。
きっちゃんさんのブログ、身近な公務員の知人がいろいろ同感していたので、読んでいるブログに入れさせてもらいました!

>じゃがーさん
そうなんですよね~。
何かの本で読んだのですが、どんな情報でも、一度その人の頭に入って情報が発信された場合は本当の意味での客観的はありえない(必ずどこかにその人の主観が入る)と聞いたことがあります。
本来は極力、客観的でなければいけないはずのアナウンサー等が、自分の感情を交えて話している感が否めません。野球やサッカーで好きなチームを応援するのは、まだやむをえないとしても、感情をなるべく出すべきではないと思います。
いつのまにか「視聴率」という儲け文句にとらわれて、何でもおもしろくしようとしすぎているのかもしれませんね。
by けい (2006-01-29 22:05) 

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